今日は、月2回の補聴器外来の日でした。

 今日の予約の方は2名です。

 最初の方は90歳越えの方ですが、今日から耳あな式の補聴器に両耳装着でトライアルです。

 娘さんが趣味でジェルネイルをされていて、お母様のお爪も長く可愛く(今はハロウィン仕様!)して差し上げておられるので、補聴器の電池の入れ替えとかが少し難しそうでしたが、付けたらよく聞こえる!ととても喜んでおられました。

 また、装着の練習をされている間に、娘さんとお話ししてました😄。

聞こえない状態が長く続くと本人も家族の輪に入れないと疎外感を持ち、家族もおばあちゃんには大きい声出して話さないといけないから、と段々おばあちゃんのことを面倒に思うようになり、特におばあちゃんの方は人生の最後をとても寂しい気持ちで過ごさないといけなくなるだろうと。

 それなら少しでも意欲があるうちに補聴器をつけてもらって、いっぱいお話しして、足が歩けるうちにいろんなところへ一緒に行って、楽しい記憶、思い出を積んでいけたらいいなと思ったんです、とお話しされていました。

 本当にそう思います。

 人は誰でも疎外されたり無視されるより、自分を受け入れてもらいたいし、認めてもらいたい生き物です。

 年老いて耳が聞こえないからと自ら引きこもったり、家族から相手にされなくなったら、とても寂しいと思います。

そしてもしかしたら、そのまま死んでいくこともあるかのしれないのです。

最後まで寂しい思いをしながら。

そう思うと、この娘さんのお母様への想いはとても素敵で温かいなと思ったのでした。

そしてもう1人の方は、補聴器外来中にご自身の補聴器をお決めになり、装着されるようになって4ヶ月目の方です。

「補聴器が私に懐いてくれてる、と思うくらいに馴染んでくれてるの。」

「とても音楽が綺麗に聞こえるの。」

「毎日、綺麗に音が聞こえて嬉しい、嬉しい、って思ってるから、さらに綺麗に聞こえやすくなるのかしらね。」

 私もこの職について、補聴器のフィッティングに数多く立ち会って来ましたけど、これくらいポジティブに補聴器を受け入れておられると、こちらも大変嬉しくなります。

 それに、補聴器だけとってもこのようにポジティブに捉えておられる方は、おそらく人生もポジティブに受け止めて来られてたのだろうなぁと、思うのです。

  とてもよいお話を聞かせていただいた、補聴器外来でした。

 写真を撮り忘れたので、今日のお弁当写真を😅

 補聴器外来のある日は、お弁当必須です。お昼休みに外へ出られないので。

 

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 今日のメニューは、タンドリーチキン、小松菜と桜海老の炒め物、サツマイモのきんぴら、柚子大根、ミニトマトです。