2022年、ありがとうございました

今年もいよいよ大晦日となりました。

 2022年はコロナで始まってコロナで終わった1年でした。
 耳鼻科では、咽頭痛や発熱、頚部痛、咳などの症状の患者さんを日頃から診察しているために、コロナに罹患している可能性のある方も受診希望してお越しになられます。当院の間取りや、診察を私1人で行っているという現状のもと、発熱してコロナの疑いのある方と感染症とは全く関係ない病気で受診中の方とを外来中に同じ時間帯で診察することができず、2021年秋から発熱外来を設置してコロナ患者さんの診療を行ってきました。

 もちろんコロナの症状は個々によって発現の仕方が違いますし、初期症状が軽い場合はご自身も自覚していない場合もあります。そういった時は外来中にPCR検査や抗原検査を行う必要も生じました。WEB問診を導入してできる限り事前に発熱外来に振り分けをさせていただくようにもいたしました。

 発熱外来をやるにあたっては、スタッフへの感染リスクをできる限り低く抑えるために、発熱外来診療中はスタッフとは仕切越しに会話するのみで決してブース内にスタッフを入れないようにしました。発熱外来をしているブースは小さなブースですが、徹底して感染ゾーンとそれ以外のエリアの区別を明確にし、また院内の消毒を常日頃から念入りに行うようにしました。

 めまいや突発性難聴でステロイドを使用している方、お年寄り(当院には大正生まれの方も通院されています。)や赤ちゃんなど、免疫が低くてコロナに罹患してはいけない方々との接触を避けるため、またスタッフへの罹患のリスクをできる限り避けるために始めた発熱外来でした。

 ですが始めてみると、発熱したけどどこに行っていいいのかわからなかった。コロナ検査だけじゃなくて診断と治療もしてほしい、療養中のことも心配だから医療機関と関わりを持っておきたい、など発熱している方々の心配と悩みも多岐に渡く、課題も増えた外来でした。

 療養中で家から出られない方への応対は、お電話やオンラインで行うようにしました。

 一年を通じての発熱外来、協力をしてくれたスタッフたちがいたからこそ、成し得た外来でした。スタッフの皆、本当に一緒にずっと頑張ってくれてありがとう。

 また、コロナ罹患後の嗅覚味覚障害に対する治療、ブレインフォグや慢性的な倦怠感に対する上咽頭炎への治療も取り組んできました。後遺症も人それぞれで、特にブレインフォグや倦怠感などは他の人に理解されずご本人のみが大変悩んでおられたりするケースも多く、その中でEAT治療で少しでも良くなられた時は私もとても嬉しかったです。

来年も待ち時間対策、スタッフへの負担の軽減など、少しずつでも改善への一歩を進めて、患者さんやスタッフ共々「ここに来て良かった!」と思っていただけるクリニック創りに勤しんでいきたいと思います。

今年1年、本当にありがとうございました。

六甲アイランド〜金鳥山より
   

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