2016年11月1日に、きどみみ号は帆を張って出港しました。
とても晴れた明るい秋の日、船を造ってくれたたくさんの人たちに見送られて、希望に満ちて出港しました。
しかし、海の天気は変わりやすく、嵐に襲われたり、急に風が凪いだり、
乗組員が途中の島で船を降りてしまうこともありました。
2020年には風に乗ってやってきた謎の疫病のために途中で島に寄ることができなくて
必要な物資の供給ができなくなったりしました。
経験も知識も浅かった船長は、先輩船長たちや同じように船を走らせ始めたばかりの船長達に会ったり、無線で教えを乞い、
船の中のオペレーションや、効率良い船の走らせ方、海図の読み方などを2、3年前から勉強を始め
ました。
「この船に乗りたいんです!」という新しい乗組員も何人か加わってくれました。
船の装備も少しずつ増え、乗組員達もそれぞれの配置で創意工夫してくれています。
航海に出て満4年を迎えました。
・医療を通じて、人に笑顔と安心を〜『ここに来て良かった!』
・未来のために、地球を守る
・一人一人が自分を信じ、自分の夢に向かって羽ばたくことのできる人財を創る
このような旗を掲げて、これからも大きな海を渡っていきます。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
きどみみ号船長より