前回のブログから3ヶ月半も経ってしまいました。
この数ヶ月間は、新型コロナウイルスの蔓延によって、目まぐるしく社会の情勢が変化してしまい、その変化に対してクリニックとしても柔軟に応じていかねばならず、ずっと緊張状態が続く毎日でした。
でもその期間の自分の記憶というのが、なぜかとても薄いのです。
蔓延るようにすこしずつ広がる新型コロナウイルス対策として、クリニックを続けるにあたって何が正解で何が間違っているのか。
診療を続けるなら、どうすれば患者さんに安心や安全を提供できるのか。
その為には、スタッフ達が心から安心して働ける環境を作ること。
「ここ(うちのクリニック)で働いていても、とても安心です。」と思ってもらえるにはどうしたら良いか。
マスクやエタノールなど感染予防のための物資の調達や、日々更新される新型コロナウイルスやそれにまつわる情報収集のため、空いてる時間はずっとPCに向かっていました。
多くの皆さんが感じておられたのではと思いますが、あの頃は漫然とした先の見えないストレスと脳疲労だけが続くような日々だったので、逆に記憶が薄く感じるのかな、とも思います。
受診控えのために患者さんの受診が減っていて、その為に外来でも時間の余裕があったので、スタッフたちが自ずといろんなことを考えてくれました。
公式インスタグラム、公式LINEを始めたり、院内掲示や院内通信も自分たちで作り始めてくれました。
逆にこういう大局面に陥ったからこそ、「木戸ミミ号」の乗組員としてのみんなの意識が高くなったのかもしれません。
私たちは、まだまだ足りてない所も、出来てない所もいっぱいあります。
それはそのままにしておかずに、1つ1つ穴を埋めるようにしてしっかりとした土台を作り、1人ずつ成長することでクリニックもクオリティ高く成長していくことができたら、と思っています。